最近街中でもよく見るようになったアウトドアファッションアイテムですが、
いろいろなアイテムを通じてよく目にするGore-Texのロゴマーク。
このGore-Texってなんだ?と思う人も多いはずです。
ここでは誰にでも分かるようにGore-Texとはなにか丁寧に解説したいと思います。
また、Gore-Texの服を着ると何がいいのか?といったところまで紹介します。
この記事の内容
- Gore-Texとは?
- Gore-Texって結局何がいいの?
私はGore-Texの服などのアイテムを多数持っています!
Gore-Texとは??
Gore-Texとは、アメリカの通称ゴア社が開発した防水透湿性のあるフィルム素材です。
よく勘違いしている方が多いですが、商品名だと思われているかもしれませんがそうではありません。
ノースフェイスやパタゴニアなどのアウトドアメーカーがGore-Texの素材を用いて商品を発売しているのでGore-Texを使用していればどんな商品でもGore-Texのロゴが入ります。
この素材は、ゴアテックスメンブレンと呼ばれる素材で水は通しませんが、水蒸気は通すという特殊な素材で出来ています。
この素材はナノレベルのとても小さな穴が空いており、これによって水を通さず・水蒸気は通すという性能をもたらしています。
この素材を、生地に使用することでジャケットやハットなどのゴアテックス製品が完成されます。
Gore-Texといったらこれ!特徴4つ!
1.防水性!
雨や雪から体が濡れるのを防いでくれます!
市販で売っているレインウェアなども雨を弾いてくれますが、長時間雨に当たっていると徐々に中まで水が染み込んできたという経験がある方も多いと思います。
これは完全な防水ではなく耐水だからです!
しかし、Gore-Texは完全な防水性なのでどんだけ雨に打たれても中まで水が染み込んでくるということはありません。
2.透湿性!
発汗などによる衣服内の湿気を外へ逃がしてくれます。
例えば、半袖の状態でコンビニなどで売っている雨カッパを着ると外からの雨は弾いてくれますが、中の湿気は逃がしてくれません。
そのため、肌と雨カッパが汗によってベトベトとくっつくと思います。
しかし、Gore-Texは透湿性があるためこのようなことは起きず、いつでも中は快適に保たれています。
透湿性って地味にみえて意外に大事な性能なんです!
3.防風性!
外からの風の侵入を完全に防いでくれます。
個人的には1番重要な性能だと思っています。
暖かい服の代表格と言えば、フリースやニットを思い浮かべる方も多いですよね?
しかし、フリースやニットには保温性があっても防風性はありません。
せっかく、体からの体温を保温したとしても風が吹いてしまえば熱が逃げてしまいます。
そこで、防風性のあるGore-Texを着ることで保温した熱を外へ逃さずに保ってくれます。
風を防いでくれるだけかと思われがちですが、寒さ対策には1番重要な性能なんです。
4.耐久性!
Gore-Texには寿命がありません。
Gore-Texに使用されているメンブレンという素材は経年劣化がほとんどないらしいです。
直接、生地に傷をつけたり破いたりしない限り半永久的に使えると言われています。
そのため、購入する際はやや高価ですが長期に渡って使えることを考えるとコスパが良いのではないでしょうか?
実際に、私が所持しているGore-TexではないThe North Faceのアウターですが、3年使用しただけで内側のナイロンが剥がれてしまいました。
それに比べて、3年使用しているGore-Texのマウンテンライトジャケットですが、剥がれなど一切なく防水性も保たれています。
しかし、これは適切な使用方法やお手入れを行なっている前提の話になります。
お手入れを定期的に行なっていないと、皮脂や汗によって経年劣化を起こしてしまいます。
ですので、定期的に洗濯をするように心がけましょう。
洗濯については、洗濯タグの表記にある通りに家庭の洗濯機で洗濯可能になっております。
ナイロンが剥がれて買い直すより、高価だけど長期間使えるGore-Texを買ったほうがコスパが良いです!
まとめ
Gore-Texについて特徴を4つ紹介してみました!
それぞれ防水性、透湿性、防風性、耐久性があります。
「服にこんな性能いらないよ!」と思われる方もいるかと思います。
しかし、Gore-Texの服を着ることによって通勤・通学、アウトドアシーンやちょっとした買い物までどんなシチュエーションにおいても使い勝手のよい服になってくれます。
ぜひ一度騙されたと思ってGore-Texの服の購入を検討してみてはいかがですか?
1着持っているだけで使い勝手の良さが分かります。ぜひ1着は持っておきたいアイテムです!
それでは、また!