みなさんこんにちは!
突然ですが防寒着としてフリースって重宝しますよね。
今日はフリースの定番でもあるTHE NORTH FACEのデナリシリーズの中でもデナリフーディーのレビューをしたいと思います。
デナリフーディーはデナリジャケットにフードを取り入れたモデルになっております。
デナリジャケットは1989年の発売以降、30年以上に渡って発売され続けています。
30年以上に渡って発売され続ける魅力や特徴・デナリジャケットではなくデナリフーディーを選んだ理由・サイズ感・洗濯方法など徹底解説させていただきます。
- デナリシリーズの魅力は?
- デナリジャケットではなくフーディーを選んだ理由
- デナリシリーズの洗濯方法は?
- サイズ感について!
デナリフーディーとは?


1989年に登山のために開発・発売されたフリースのヘリテージモデルである、デナリジャケットにフードを取り入れたフーディージャケットです。
ヘリテージモデルとは?
「ヘリテージ」とは日本語で「遺産」を意味します。歴代の優れたデザインの商品を復活・復刻したという意味です。
フリースとナイロンの切り返しのデザインや高い保温性、機能性は当時のままサイズ感を現代テイストに改良されているのがデナリシリーズになります。
特徴!
とにかく温かい保温性!

デナリシリーズのフリース素材にはペットボトルを原料としたリサイクルマイクロフリース(バーサマイクロエコ)が使用されています。
2018年以降フリース素材が毎年のように変更になっており現行モデルは環境問題にも配慮したリサイクルマイクロフリースが採用されています。
リサイクルマイクロフリース素材は生地が厚く、その上軽くて柔らかい着心地が特徴です。
そうは言っても肝心の温かさはどうなんだ?って話ですよね。
安心してください。
本当に温かいです。
一般的にフリースは毛足が長ければ長いほど、温かい空気を多く溜め込むことができるので温かくなります。
しかし、重さが増えたり・着膨れしたりと着心地が悪くなります。
一方、デナリシリーズのマイクロフリース素材は毛足は短くデザインされていますが、生地が分厚く起毛が施されているため多くの空気を溜め込むことができます。
さらに、袖がすぼまっていたり、裾をドローコードで絞ることで冷たい空気の侵入を防ぎ温かさを保つことができます。
ですので、Tシャツの上に1枚羽織ってるだけでも汗ばんでくるってことがよくあります!


※2018年からフリース素材が変更!
2018年より前はフリースの素材に「ポーラテック」が使用されていました。
ポーラテックとはアメリカの軍用フリースにも採用されているフリース素材です。
フリース業界の中ではとても有名で、高性能なフリースだと言われています。
2018年以降のモデルではポーラテックが使用されておりませんのでポーラテックを希望の方は注意が必要です。


実際、リサイクルマイクロフリースでも十分暖かいって口コミも多いです!
タウンユース向けのデザイン性!
このツートーンカラーの切り替えしのデザイン・左腕のノースフェイスの大きなロゴマークがストリートテイストっぽさも表現されていてカッコいいです!
また、フリース素材だけだとといかにも「登山っぽさ」「野暮ったさ」が捨てきれませんが、ナイロン素材を共存させていることでアウトドアの中にもスポーツテイストもミックスされています。
アウトドアアイテムでありながらもストリートやスポーツといった要素もミックスされており、アウトドアはもちろん街着としてもオシャレに着こなすことができます。



街着を想定したからこそのデザイン性なんだと思います。


ナイロン素材にもこだわっている!
実は、ナイロン素材にもこだわっているんです。
ナイロン素材が使われている部位は肩と肘となっていて、これはリュックを背負った時や肘を机に置いた時など磨耗による劣化を防ぐ目的に使用されています。
ナイロン素材には、ノースフェイスが独自開発した素材「ノーステッククロス」という素材が使われていて、「耐久性」・「ストレッチ性」・「撥水性」に優れているんです。
静電ケアで静電気も防止!
フリース素材って脱ぐ時などバチバチと静電気が走ることがありますよね。
デナリシリーズのフリース素材は静電ケア対応となっており脱ぐ時などの静電気による不快感もまったくありません。



細かいところですが意外に助かる機能です!
ジャケットではなくフーディーを選択した理由!
デナリフーディーの方が防寒性が高い!
アウターとしての使用を想定した場合、重要なのが保温性・防寒性です。
デナリフーディーの方には肩とフードの部分にプリマロフトが使用されているので温かいです。
プリマロフトとは、アメリカのプリマロフト社が開発した化繊綿のことで軽量で保温性・撥水性に優れた素材のことです。
このプリマロフトが多少の雨や雪から守ってくれますし、肩やフードからも温かさを生み出してくれます。
フードがある方がおしゃれ!
アウターとして使用する場合フードがあるのとないのとでは、フードがあった方がカジュアルな印象になります。
またフード自体もそれなりの硬さがあるのでフードの立ちがよくオシャレに着こなすことができます。



デナリジャケットも名作ですが、今回はフーディーを選びました!
注意点!
インナーには不向き!
フリースの本来の機能は保温性です。
ですので、フリースは防寒対策の基本で言えばアウターの中に着込む中間着(インナー)にあたります。
しかし、このデナリシリーズはインナーにはやや不向きです。
なぜなら、生地が分厚くてアームホールが太めに作られているからです。
この場合だと、アウターを着込んだ際に着膨れしてしまいます。
また、せっかくのおしゃれなデザイン性を犠牲にしてまでインナーにするのはもったいないかと思います。
ですので、基本的には1番外側に着るアウターとしての使用を想定して購入するべきかと思います。
防風性がない
フリースは保温性に優れる一方で、防風性が皆無なため一般的には、フリースの上から防風素材のジャケットを着込むのが防寒対策の基本になります。
最近ではアウターとして使用するため防風性のあるフリースも発売されていますが、デナリシリーズでは防風性能がありません。
ですので、アウターとしてデナリシリーズを使用する場合は風があまり吹いてない日の着用をお勧めします。



風が吹くと冷たい空気が生地をすり抜けて服の中に侵入してきます
洗濯方法!
フリース素材の最大の敵は毛玉です!
毛玉は繊維と繊維がこすれ合う摩擦によってできてしまいます。
この毛玉ができないように洗濯する方法があるんです。
それは服を裏返してジップを留めて洗濯ネットに入れることです。
服を裏返すことで1番毛玉が出来て欲しくない表側の摩擦を防ぎ、洗濯ネットに入れることでさらに毛玉が生じにくくすることができます。
あとは普通に洗濯機に入れて普通に洗濯するだけです!
フリースも汗などで結構汚れるので洗濯してあげて下さいね!




サイズ感!




身長170㎝・体重70㎏でインナーにロンTを着用しており、Lサイズがジャストなサイズ感です。
このジャケット自体が厚手の生地感なのでインナーにも厚手のものを着るのはかなり動きにくいですので、TシャツかロンTを着ることを想定した方がいいです。
サイズ感はノースフェイスのアウターの中ではやや小さめです。
また、フリース素材ですので洗濯をすると縮むことも考えると、通常のノースフェイスのアウターのワンサイズ上を選ぶことをオススメします!
まとめ!
いかかだったでしょうか?
今回はTHE NORTH FACEの大人気フリース、デナリフーディーについてレビューさせていただきました。
デナリシリーズの種類からなぜデナリフーディーを購入したのか、また洗濯方法やサイズ感など徹底的に紹介しました。
特に、保温性に関しては申し分ない性能で本当に温かいなって感じます。
秋から冬の寒くなってくる季節にぜひ1着は持っておきたいフリースかと思います。
以上になります!
ありがとうございました!